民家再生事例 民家再生事例

民家再生事例

京都市内 茅葺の家 ,

父親の生家で、日常的には利用していなかった住まいだが、今後父が戻ってきても安心して過ごせるようにと再生。快適に過ごすための内部の改修と、いままで無かった空調を設置。細かく仕切られていた部屋を仕切りを取って大きなLDとしたり、その一角にはリラックスできる畳敷の場所も設けている。茅葺き屋根を今後維持していけるかが課題となっている。

長い眠りから目を覚ました完成時の我が家をみて涙を流しながら喜んでくれた父も今では他界。最後の最後に親孝行できました。感謝申し上げます。(建築主より・要約)

和室、廊下をリビングとして一室にし、ダイニングも和室の押入れを撤去することで、既存の建物に負けない広々とした気品のあるLDに生まれ変わりました。(「民家再生奨励賞」審査コメント)

再生後 内観1
再生後 内観2
奨励賞No. 200308
完成年 2014年11月
所在地 京都府京都市
設計 アラキ工務店
施工 アラキ工務店
構造規模 木造平屋
敷地面積 2,000m2以上
1階面積 226.83m2
2階面積
延床面積 226.83m2
主な外部仕上げ 屋根:茅葺、和瓦 
壁:土壁塗り、焼板張り
建具:木製建具
主な内部仕上げ 天井:竿縁天井、杉無垢板張り
壁:土壁塗り
床:杉無垢板張り、畳
建具:木製建具