沈下修正と合わせ民家再生。既存の茅葺き上にトタンを被せた屋根は、軒先から見える茅を生かし傷んでいた部分を新しい茅に差し替えて残した。増築部分は解体し元の大きさに戻すことで、生活導線を考慮したコンパクトで住みやすい空間とした。新建材で覆われた梁や天井はシロアリ害の部分のみ交換し、使える材はできるだけ残し、梁はあらわしにして解放感を出すなどした。
奨励賞No. | 180291 |
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完成年 | 2018年4月 |
所在地 | 千葉県鴨川市 |
設計 | 保川建設 |
施工 | 保川建設 |
構造規模 | 木造 平屋 |
敷地面積 | |
1階面積 | 125m2 |
2階面積 | |
延床面積 | 125m2 |
主な外部仕上げ | 屋根:板金成型瓦 壁:ガルバニウム、杉下見板・漆喰 建具:金属サッシ |
主な内部仕上げ | 天井:既存竿縁天井、ボードにクロス・塗装 壁:漆喰、クロス 床:タモフローリング 建具:木製建具 |