100年余前この場所に移築された民家。屋根、床下劣化などを改善したいとJMRAへご相談があった。所有者は耐震補強への考えにも揺れたが、東南海地震でも大きな被害が無かった家であり、その実績から伝統的な構造を活かした再生をすることをお勧めした。結果として、未来に貴重な伝統構法を引き継ぐ民家となった。
奨励賞No. | 160254 |
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完成年 | 2015年5月 |
所在地 | 三重県鈴鹿市 |
設計 | ほその建築設計室 |
施工 | 池田建築 |
構造規模 | 木造 平屋 |
敷地面積 | 1,000m2 |
建築面積 | 142.42m2 |
1階面積 | 142.42m2 |
2階面積 | |
延床面積 | 142.42m2 |
主な外部仕上げ | 屋根:〈本体〉和瓦桟葺き、 〈下屋〉ガルバ鉄板葺き 外壁:土塗壁下地漆喰塗り、 杉板張り塗装仕上 建具:アルミサッシ |
主な内部仕上げ | 天井:板(ムク)張り 壁:土塗壁下地漆喰塗壁、 ボード下地クロス張り(既存) 床:タタミと板張り 建具:木製(ムク)ペンキ仕上、 木製(新建材)既存 |