民家再生事例 民家再生事例

民家再生事例

築150年納屋の民家再生 ,

高齢なご夫婦が住んでいる母屋は80坪と大きすぎて、再生にはかなりのコストを要すると判断。母屋の隣に30坪の納屋があった。棟札を見ると築150年であるが、真壁で構造材あらわしのため状況がよく分かり、仕口・継手は健全であった。そこで、納屋を住まいとして再生し、母屋を物置とすることを提案。改修は普遍的な大工や左官の技術で可能であり、地域の材料と地域の職人によって再生させることができた。

熊本県八代市にある築150年の馬小屋付き農業倉庫の柱梁を活かし、専用住宅として現地再生。南側に大きな開口と縁側を設け、内と外をつなげ魅力的な空間を作り出し、来訪者をいざないます。土壁補修後に断熱材を入れ、外壁は板張りで断熱にも配慮。北側の地窓から海風を取り入れ、自然と調和した快適な居住空間となっています。【審査コメント】

再生前 築150年の馬小屋付農業用倉庫
再生後 海からの風を地窓を通して取り入れる寝室
奨励賞No. 250358
完成年 2023年7月
所在地 熊本県八代市
設計 すまい塾古川設計室 古川保
施工 田口技建 田口太
構造規模 木造 平屋建
1階面積 88.725m2
2階面積
延床面積 88.725m2
主な外部仕上げ 屋根:いぶし瓦葺き
壁:杉板下見板張り、土壁しっくい仕上げ
建具:木製建具、アルミサッシ
主な内部仕上げ 天井:杉板
壁:土壁しっくい仕上げ、杉板
床:杉縁甲板
建具:木製建具
主な設備 ガス床暖房、ガス給湯器、太陽熱温水器