

故郷の生家で第2の人生を始めるための再生。部屋を細かく仕切っていた壁を取り払い、軽く建具で仕切り直すことで、フロアー全体を一つの空間とした。また、一部天井を無くし小屋裏を空間に取り入れることで開放感をもたせている。建築当初の那智石のパターン貼り等は、当時の家の記憶として生かした。外観は出格子を町家風に設置し、周囲の歴史ある景観に馴染ませている。
奨励賞No. | 220338 |
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完成年 | 2021年9月 |
所在地 | 滋賀県米原市 |
設計 | 一級建築士事務所(株)匠工房 |
施工 | 古民家再生工房 |
構造規模 | 木造 平屋 |
1階面積 | 174.18m2 |
2階面積 | |
延床面積 | 174.18m2 |
主な外部仕上げ | 屋根:日本瓦葺 壁:波鉄板、モルタル 建具:アルミサッシ、木製建具 |
主な内部仕上げ | 天井:ホタテ健康壁塗装 壁:プラスター中塗 床:パイン縁甲板 建具:木製建具 |