民家再生事例 民家再生事例

民家再生事例

大工の父親が建てた家 ,

両親が亡くなってからは別荘状態になっていた実家を再生し、住居として利用することに。改修に際して、水回りを使いやすくし、段差の解消をおこなった。床下の湿気対策として防湿コンクリートの敷設を行った。構造材の傷みは少なく、防腐措置のうえ利用。過去の間取り変更に伴い撤去や補強がなされており、その意図や影響と考えながらの作業となった。

民家を再生するとき一番苦労するのは、いかにカッコ良くするかではなく、床下の腐れをどうするか、配線・配管、耐震壁をどう造るかという点です。今回のこの工事も、その点を苦労されたと思います。(「民家再生奨励賞」審査コメント)

再生後 内観1
再生後 内観2
奨励賞No. 200318
完成年 2019年7月
所在地 京都府綾部市
設計 岸下建設
施工 岸下建設
構造規模 木造平屋
1階面積 173.16m2
延床面積 173.16m2
主な外部仕上げ 屋根:和瓦
壁:土壁、プリント鋼板
建具:アルミ複合サッシ
主な内部仕上げ 天井:クロス貼り
壁:クロス貼り
床:フローリング
建具:木製建具