

30年前の改修で床を上げていたため天井が低く暗い部屋になっていたが、窓を大きく数を増やし、黒く燻された梁をあらわしにすることによって、ゆったりとした風通しのよい空間になった。また、建物の傾きを配慮し建具を減らしたり、畳の部屋を残したり、塗壁とすることで改修前の名残を残すなどの工夫もしている。
奨励賞No. | 160257 |
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完成年 | 2015年8月 |
所在地 | 京都府綾部市 |
設計 | 岸下建設 |
施工 | 岸下建設 |
構造規模 | 木造 平屋 |
敷地面積 | |
建築面積 | 111.5m2 |
1階面積 | 111.5m2 |
2階面積 | |
延床面積 | 111.5m2 |
主な外部仕上げ | 屋根:茅葺、屋根の上トタン被せ 外壁:土壁の上プリント鋼板貼り 建具:アルミサッシ |
主な内部仕上げ | 天井:杉板(竿縁)クロス 壁:クロス、ジュラク塗り 床:杉フローリング、畳 建具:木製建具(框戸、襖、障子) |