
2025年6月7日㈯
大阪府豊中市
参加:28名
各地の代表的な文化財民家12棟を巡りながら、安田徹也氏(神戸大学准教授、建築史)に構造の工夫や暮らし方など民家の見所を学んだ。
日本民家集落博物館では、岩手の曲屋から奄美大島の高倉まで国内各地の民家を移築して野外展示。いずれも国や府の文化財に指定・登録されている。
材木の芯側の面「木裏」は水に強く、逆の「木表」はつやが出て手触りがいい。主屋から出入り口が突き出た「中門造り」は落雪事故を避けるための工夫だった――。最高の教材を前に、人気講師からあふれ出るうんちくを聞くのは格別だった。 (S.N.)