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イベント報告

福岡・オンライン/<九州民家大学>日本建築史Ⅰ・Ⅱ

2021年6月12日(土)(Ⅰ)、13日(日)(Ⅱ)
福岡県久留米市+オンライン
参加:Ⅰ会場26名 オンライン41名/Ⅱ会場26名 オンライン39名


今回の講義では木造の建築史の概論を学びました。歴史を学ぶとき、一つの地域の一つの時代が詳細に述べられることがよくあります。後藤先生のお話は、地球のすべてに同時に時間が流れていることを意識することができました。異なる文化の中で木造の部材や形状の違いが生まれます。それらが構造や意匠にどんな影響を与えたか、どのような価値観をもって採用されたり敬遠されたりしてきたのかなど、事例を取り上げながら解説いただきました。まだ、解明されていない事柄やあいまいなまま運用されているものについては、「私見ですが…」と、副音声(?)も拝聴できました。
 長期に居住することを省エネだということができるそうです。断熱住宅は寒冷地域が先駆けのようですが、北部九州独特の灼熱の夏と結構寒い冬の組み合わせに対応できる、省エネ住宅の在り方を模索したいと思います。 (N.E.)